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2018年 07月 20日
発芽玄米。
未来永劫にわたる健康を約束するかのように盛んに宣伝されています。 玄米のパワーだけでは足りない! そんな感じでとにかくたくさんの栄養素を! そうした方から支持を集め続けているのです。 でも、お米の歴史が始まって以来、私たちも他でも発芽玄米を食べて来なかったことも事実。 なぜ私たちの先祖は発芽玄米を食べなかったのか? この点にも光を当てる必要がありそうです。 植物にとっての発芽は次世代にバトンを渡せるかどうかの運命の分岐点です。 その作用をきちんとを行ってもらうために植物はタネに知恵を仕込んだ。 それが「発芽抑制物質」です。 気温などの条件が適切な段階で発芽するようにタネにこの物質が仕込まれている。 要は発芽してはならない時期に発芽させないようにブレーキを効かせる。それが発芽抑制物質なのです。 でもそれを食べてしまうと、私たちの健康に思わぬ害をもたらしてしまう。 体温が低下し、発ガン性が高まり、不妊などの症状を引き起こしてしまうリスクがあるのです。 発芽玄米が体に良いと無条件に信じるのではなく、疑いを持つことも大切。 何よりも私たちの先祖は誰も発芽玄米を食べてこなかった事実を思い起こすべきでしょう。 モノゴトにはメリットデメリットもあるので、メリットばかりに引っ張られないようにしたいものです。
by qchihi
| 2018-07-20 15:21
| 有機野菜
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